スマイル歯科に来たことのある方は、お分かりだと思いますが、当院では、歯を長持ちさせる3つの秘訣として、①シュガーコントロール、②プラークコントロール、③力のコントロールのお話を必要に応じてしています。
私たちが子供のころは、甘いものは高価でたまに食べるものでした。
現代の子供は、清涼飲料水をはじめ、菓子パンやちょこっとスイーツなど、砂糖の洪水に飲まれていると言えます。
いかにしてこの洪水から１人でも救えるかが歯科医院としての役割だと考えています。

お話の大部分は砂糖の歴史や害、海外での扱いなどですが、
話のポイントは

①清涼飲料水は限りなくとらない。
②頂き物はありがたくいただく。
③お祝い事の時は楽しくいただく。
④お菓子は量産品でなく、心を込めて作られたものをいただく。
だそうです。

自分が診療室で話している事と全く一緒で、すごくうれしかったです。

コロナウイルスが発生した当初、出来に直接触れる歯科医院では、感染リスクが非常に高いとの情報がありました。しかし、今まで歯科医院にクラスターが多数おきたということはなく、むしろほとんど起きないという事態を迎えています。
もちろん歯科医師でも感染している方もいますが、数値的には、一般市民とほぼ同等で歯科医師が特別多いということはないみたいです。

歯科医師会化からの推奨もありほとんどの歯科医院では、まずうがいをしてもらいます。
それと常に治療中は水で口の中を洗い流している状態ですし、何回もうがいをしてもらいます。これが良いみたいです。
診療後に従業員は必ずうがいをします。

クラスターがおきない秘訣はうがい！！！にあります。
患者さんにはイソジンでうがいをしてもらっていますが、通常は水道水で十分です。
外出してきたらまずうがい！を徹底するとよいかと思います。

今年のお盆休みは少し長めにいただいて、予定していた下水道の接続工事と浄化槽の撤去工事を行いました。昨年、落雷で浄化槽のモーターが動かなくなった経験もあるので、これで安心です。お盆休み返上で作業していただいた業者には本当に感謝です 。とても暑い中、作業していただきました。

歯科衛生士と主に、長野の谷口先生の歯周病の講演をオンデマンド配信で聞きました。谷口先生は歯周病治療の世界では有名な先生ですが、歯周病と真摯に向き合い、患者さんに対し優しく丁寧に接している方法が、すごく感銘を受けます。自分の尊敬する先生の１人です。開業して５０年だそうで、現在は息子さんが後を継いでいるみたいです。もう８０歳で谷口先生のご講演を拝聴できるの回数も限られると思いますが、いつまでも元気でいてほしいと思います。

スマイル歯科クリニックは、8月１０日から１５日までが
夏季休診日になります。
休診中に下水道と浄化槽の工事を行う予定です。
８月１６日より通常診療となります。

よろしくお願いします。

インプラント治療や矯正治療の自由診療で治療費が高額になる方のために
8月より、以前から問い合わせのあったデンタルローンの取り扱いを始めました。
イオンプロダクトファイナンスを利用します。
最長7年（84回）でゆとりのある支払いが可能です。
金利など詳しくはスタッフまでお尋ねください。

「予防には2種類ある。一つはなにかを”減らして”予防する方法、もう一つはなにかを”足して”予防していく方法だ。そして虫歯や歯周病では、”減らす”ことの方が効果的で、優先されるものだ。」
（マーロウ先生の北欧のレッスンより）

世の中には、健康をうたう商品や方法が沢山あります。
その中で、それは、何かを減らすことなのか、もしくは何かを足す事なのか、
そのような視点で見ていくととても面白い事が分かります。
そして本質的には、引く方が圧倒的に効率も良く、効果も抜群です。
一方足す方は、一般の人に非常に受け入れやすく、また企業利益にもつながりやすいので、相思相愛ですね。

例えば、ゆっくり休みたいと考えるとき、温泉旅館に泊まるとか旅行に行くとかが足す方ですね。一般的に人はそういうところに行きたいですし、旅館もうれしいです。
一方、本当に休みたいなら予定を減らしてゆっくり寝たり、自宅でゴロゴロした方が疲れは取れます。本質的には休みたいなら予定を増やすのではなく、予定を減らす方が良い気がします。もちろん、体が元気なら旅行の方が断然良いですね。

「予防歯科においてもなぜか、なにかを”足して”というほうに注目や関心がいきがちだ。
これは専門家にも、患者にも共通する心理で、なにか特別なものを使うということで
提供する側の経済的なメリットや、使用する側の満足感を得られやすいのだと思う。」
（同マーロウ先生の北欧レッスンより）

減らす予防では、プラークを減らす、砂糖の摂取量をへらすなど、患者には地味で歯科医院側の利益にならないことが多いです。
一方、足す予防では、フッ素を塗布したり、最新の検査をしたりすることですね。
患者も満足しますし医院の利益にもなります。

この書籍は本当に本質的で何度読んでもじわじわ感動します。
本質を追及した真に患者利益になるような歯科医療を希望される方は、
当院へご来院いただけたらと思います。

コロナになってから、学会のオンライン開催が増えましたが、今回は対面開催との併用であり
徐々に日常を取り戻しつつあります。早く戻って欲しいとの願いがありますが、
来年あたりは、通常開催になるのでしょうか？
ところで、診療室に居ながらスタッフの一緒に視聴できる時間も貴重です。

当院は、歯周病の治療に関して専門的な治療が可能で、歯科衛生士も同じような高いレベルの卒後教育を受けています。
学会参加はその１つですが、基礎となる部分は２０年来変わっておらず一貫してます。
今回の学会はそのような基礎の部分を大切にしようと感じた講演会でした。
ちなみにコロナウイルス感染症も歯周病の方は重症化しやすいとの報告もありました。

現在、iPhoneの一部の端末またはMacからSafariを使って診療カレンダーを表示をすると、
「お使いのコンピュータネットワークから通常と異なるトラフィックが検出されました」という
メッセージが表示され、診療カレンダーが表示できない不具合が発生しております。
該当の不具合が発生した場合、恐れ入りますが以下のいずれかの方法でご対応下さい。

［方法1］ 別のブラウザ（Google Chromeなど）を利用する

［方法2］Safariの「サイト越えトラッキングを防ぐ」の設定をOFFにする
※注意：「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能の設定変更は、
ご自身の責任において変更してください。

［方法2］の変更方法

・iPhoneの場合
ホーム画面から「設定」＞「Safari」＞「プライバシーとセキュリティ」＞「サイト越えトラッキングを防ぐ」が緑色（有効）の場合、スライダを選択し白色（無効）に変更。

・Macの場合
アプリケーション「Safari」＞「環境設定」＞「プライバシー」＞「サイト越えトラッキングを防ぐ」のチェックを外す。

お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

３０年ほど前はう蝕の洪水と言われ、ほとんどの子供にう蝕がありました。
以前は学校などの公共機関でのフッ素洗口を行うことにより、虫歯になりにくくする
政策がとられていました。しかし現在はほとんどの子供にう蝕はなく、
集団でのフッ素洗口の意義が薄れてきて近年は一部の地域を除き行っていません。
現在は歯科医院でのフッ素塗布を行うことにより同等の効果が出ているし、
う蝕になりやすい人にのみ行う1人1人に合わせた対応で良いと思います。
しかし、高齢化社会を迎えることで、新たに高齢者の根面う蝕の対応が必要になってきました。そこで見直されてきているのがフッ素洗口です。
加齢とともに唾液の分泌量が減ってきて、
歯肉が下がったセメント質の部分からう蝕ができます。
そこでフッ素洗口の再登場です。論文的にも根面う蝕の予防効果があることが実証されています。以前は小児中心で使われていたもので、当然虫歯になりやすい子供も必要ですが、今は特に高齢者にお勧めしたいです。当院でも販売しています。