診療のご予約・お問い合わせ

当クリニックは予約制です

TEL : 0279-30-5033

お知らせ

NEWS

歯が生える薬のニュースについての誤解

2024.07.02

最近、「歯が生える薬」の治験が始まったとのニュースがあり、患者さんから時々聞かれるようになりました。
すごく期待している方もいる中で、残念な説明しかできないのですが、
普通の人に対して、歯がだめになって抜歯した後に
再度、歯が出てくるような魔法の薬ではありません。
先天性無歯症という難病の方向けに開発されました。
胎児の段階から歯胚と呼ばれる歯の卵のようなものがあり、
成長とともに歯胚が歯へと成熟してきます。
無歯症の方はこの成長を抑えるたんぱく質が存在し
それを抑える事で歯の成長を促すのだそうです。
当然まだ治験段階なので、それすらもできるか分かりませんが、
そもそも歯胚のないところに使う薬でなさそうです。

いずれ歯胚のないところにも歯が再生できる治療が開発される事を
願いますが、まだ先のようですね。

 

歯科でのボツリヌス毒素治療の正直な話を受講しました。

2024.04.30

先日、オンラインで歯科医院でもぽつぽつ取り組んでいるところもある
歯ぎしりに関してのボツリヌス毒素療法の正直な話ということで、
非歯原性歯痛専門医である安藤彰啓先生のお話を聞きました。

最近勉強会なのでうわさになることもあるこの治療方法ですが、自分もこの分野に対して全く知識がなかったので
アップデートする意味でも一度専門医の話を受講してみました。

歯ぎしりはなかなか改善することが難しく、
マウスピースなどで対応することが多いのです。
新たな治療オプションが増えたのかとうれしくも感じられるこの治療法ですが、
結論からすれば、まだ歯科医院で導入するには早いとのことでした。

理由として
①歯科分野での認可が下りていないため薬剤が直接には買えない事。
②治療効果がマウスピースなどと同等レベル。
③薬の副作用のリスク。

なるほど、予想通りでした。
今後の流れは分かりませんが、しばらくは当院では導入しない予定です。