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NEWS

歯周病の放置するとアルツハイマー型認知症になりやすいです。

2020.11.25

分かりやすく説明すると、

歯周病原菌がアルツハイマー型認知症の人の脳内から
見つかって、それがどうやら認知症を悪化させているのではという話です。
きちんと歯周病を治療しコントロールすることが大切ですね。

ここでポイントなのはジンジパインという酵素です。
歯周病菌が脳内に回るとこの酵素を出して悪いことするみたいですね。

以下、専門的な文章です。
「九州大学は歯周病の原因菌の一つである
Porphyromonas gingivalisの出す歯周組織破壊酵素ジンジパインが、
ミクログリアの移動ならびに炎症反応を引き起こすことを突止めたと発表した。

Pg菌はアルツハイマー病患者の脳内に検出され、
歯周病重症度と認知症重症度が比例することが報告され、
歯周病はアルツハイマー型認知症の増悪因子と考えられるようになっている。
最近、同グループはPg菌の主な病原因子であるリポ多糖による
ミクログリアのToll様受容体活性化がリソソーム酵素カテプシンB依存的に
慢性的な脳炎症を誘発し、中年マウスの学習・記憶低下を引き起こすことを報告した。」