妊娠中の方へ、知っててお得な歯科の話。
2023.03.23
問い合わせも多い妊娠中の歯科治療についてお答えしようと思います。
血圧が高くようなこともなく母体が安定しているようであれば、普通の歯科治療が可能です。麻酔は安定期がお勧めです。妊娠後期になると長時間の上を向いているのが大変になってくるので、こまめに休憩をとりながら治療を行います。歯周病があると早産や低出生体重児になりやすくなるので、検診を受けてチェックしてもらい事をお勧めします。抗菌薬は一般的に大丈夫と言われていますが、製薬会社が発行している薬剤情報には基本的に妊婦には控えた方が良いとの記載があります。鎮痛薬はアセトアミノフェンが安全に使えます。
小児歯科と産婦人科、薬剤師の連携事業で妊娠中の歯科治療についてまとめたものが発表されています。
参考にしてください。