スマイル歯科ブログ
スマイル歯科ブログ > 日記 > 福岡で歯科治療中に2歳児が死亡した報道を受けて思うこと

福岡で歯科治療中に2歳児が死亡した報道を受けて思うこと

また、悲しい事故が起きました。福岡で歯科治療中に2歳のお子様が死亡しました。

以下、報道記事

「叶愛ちゃんは2017年7月1日、歯科診療所で虫歯治療のため身体拘束具を付けられ初めて局所麻酔された。

担当歯科医は血圧や脈拍などを計測するモニターを付けることなく治療を始め、

呼吸が途切れるなどの異変があったが状態を確認せず、処置を終えて退室した。

母親(27)が叶愛ちゃんを抱きかかえた時は目の焦点が合わず、両腕が伸びきるなど体が硬直。

父親が元院長に異常を訴えたが「よくあること」と言い、経過観察を指示するだけだった。

その後、叶愛ちゃんは激しくけいれんするなどし、

別の病院へ救急搬送されたが、2日後に死亡した。死因は低酸素脳症だった。」

 

自分なりの解釈でこのケースで大きな問題点は、

嫌がる子供を抑制下(押さえつけて)治療を行っている事です。

押さえつけていると子供の体調が全く分からない事があります。

本当に気分が悪いのか、嫌がっているだけのか、痛いのか、

暴れていれば血圧も測れないし、暴れていれば問診すらできない。

麻酔の針も不確実な位置に行くだろうし、

泣きつかれて寝ているだけなのか、ぐったりしているのか、

それで結局良い治療もできない。

トラウマになって、歯科医院に来れなくなってしまう。

親は虫歯が治ると思って安心するが

危険と隣り合わせの治療の割にメリットも少ない。

 

抑制下での治療は安全面でのリスクが非常に高く

たびたび死亡事故も起きている事を知っていただきたいです。

その点、小児医療センターでの全身麻酔での歯科治療は

比べようもないくらい安全性が高いです。

 

当院では嫌がる子供を押さえつけて治療は一切行っていません。

それは子供の歯ではなく命を守るためです。

 

 

copy right Smile Dental clinic


TOP